稜線の家りょうせんのいえ

住宅密集地で空と庭に広がる暮らしのある三角屋根の家

【稜線の家(りょうせん)】
三重県桑名市の住宅密集地、
大きな切妻屋根が、2層の立体的なワンルームの内部空間を包み混む構成
桑名市から遠く見える山の一つに「多度山」がある。多度山の整った三角形の稜線を外観の着想点にとした。

性能概要

耐震

・耐震等級3(最高等級) の 1.30倍の耐震性能
・中地震の安全性
 :許容応力度計算法により各部位毎に確認
・大地震時の安全性
 :保有水平耐力計算法により各階の地震せん断力に対しての保有耐力を確認

断熱

・断熱等級6+の断熱性能
 UA 値 0.46
・断熱等級7の日射遮蔽性能

省エネ

省エネルギー等級 5 (最高等級) 1.64倍の省エネ性能ゼロエネルギーの建物

内部結露

夏冬ともに内部結露対策済み

最新の研究知見の活用

・耐震シミュレーション (時刻歴応答解析)

・パッシブデザインの活用

・温熱シミュレーション(非定常計算による 24 時間 365日のシ
ミュレーション)

伝統の職人技術の再現

・佐官職人による「漆喰(内壁)」

・建具職人による手仕事の木製建具

・畳職人による3倍の密度で編んだい草

現代の匠の技術

・一品生産の手仕事の家具

・様々な木材を使用し特性を活かした用途設定と表現

・現代の匠大工による芸術的な細部の納まり

特別な素材

・高性能な木製窓

・稀少材の幅広オーク材乱貼の床

・一生涯保障の断熱材アイシネン

・環境負荷のすくないドイツ製の自然塗料

・調湿作用を確保しながら、水拭き可能なオリジナルの漆喰

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