春昼の家しゅんちゅうのいえ

人生100年時代の、住宅医による「本質改善型リフォーム」。

築36年の木造住宅に対して、耐震・断熱性能を含む6つの性能を定量的に評価し改修します。



【春昼の家(しゅんちゅう)】
春昼(しゅんちゅう)とは、春の真昼を意味する季語で、のどかで長く感じられる春の昼間を意味します。
中央に据えた大きな吹抜と大きく確保した広い南の庭を見ながら、

誕生したばかりのお子様と共に春ののんびりと明るい昼間に長閑で心地よく過ごすシーンをインスピレーションにしながら設計いたしました。

築35年の木造住宅をフルリノベーション致しました。

住宅密集地に位置し、既存住宅の木造2階建ては問題点が多々ある物件でした。
・暗い室内で快適性が不足
・部屋どおりの繋がりが少なく家族の一体感が乏しい
・機能的に現代の生活に合わない部分もあり使い勝手が悪い
・低い、断熱性能、耐震性能
多々ある問題点を、住宅医による診断の上、本質改善型リフォームを実施しました。
南面の増築部分を減築し、南面のプライベートな庭をしっかりとり確保、吹抜を家の中心に据え、

ハイサイドライトから降り注ぐ陽光と3D的なワンルーム空間により家中どこでも家族の雰囲気を感じる構成にしました。
低かった断熱性能、耐震性能共に新築の基準の越える余裕を持った性能を確保しました。

伝統の職人技術の再現

・佐官職人による「漆喰(内壁)」

・建具職人による手仕事の木製建具

・畳職人による3倍の密度で編んだい草

現代の匠の技術

・一品生産の手仕事の家具

・様々な木材を使用し特性を活かした用途設定と表現

・現代の匠大工による芸術的な細部の納まり

特別な素材

・稀少材の幅広オーク材乱貼の床

・一生涯保障の断熱材アイシネン

・環境負荷のすくないドイツ製の自然塗料

・調湿作用を確保しながら、水拭き可能なオリジナルの漆喰

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