慶雲の家けいうんのいえ

人生100年時代の、住宅医による「本質改善型リフォーム」。

築22年の木造住宅に対して、耐震・断熱性能を含む6つの性能を定量的に評価し改修します。



【慶雲の家(けいうん)】
慶雲(けいうん)とは、太陽の光が雲の粒を回り込んで進むことで、雲の一部が虹のように色づいて見える現象を表す言葉。
夕空に現れることが多く、吉兆とされ、めでたいことの起こる前兆とされる雲です。

これまでの生活であまり意識することもなかった、
西側の空の抜けや南側のわずかな空の隙間を最大限に捕まえる2つ窓を中心に豊かな暮らしが広がります。
その一つの主役が和室の西側の窓です。その窓からは慶雲という珍しい光の芸術を発見することも可能です。
人生のセカンドステージをより豊かに充実したものにする「場」の魅力を設定し、今後の吉兆を願い設計させて頂きました。

伝統の職人技術の再現

・佐官職人による「漆喰(内壁)」

・建具職人による手仕事の木製建具

・畳職人による3倍の密度で編んだい草

現代の匠の技術

・一品生産の手仕事の家具

・様々な木材を使用し特性を活かした用途設定と表現

・現代の匠大工による芸術的な細部の納まり

特別な素材

・稀少材の幅広オーク材乱貼の床

・一生涯保障の断熱材アイシネン

・環境負荷のすくないドイツ製の自然塗料

・調湿作用を確保しながら、水拭き可能なオリジナルの漆喰

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